2010/10/30

Death Note_Animated movie_Animation

Death Note | Episode 12 | Part 1/2 | English Subbed







Death Note

高校生の夜神月(やがみ ライト)は、
ある日、通っている高校の敷地内で奇妙な黒いノートを拾う。
それは死神・リュークが落とした、
ノートに名前を書かれた人間が死ぬデスノートだった。
犯罪者が存在しない新世界を作るため、
月は世界中の犯罪者名を次々とノートに書き込んで葬る。
やがて犯罪者を葬る者の存在に気付いた人々は
殺し屋(=Killer)の意味から「キラ (KIRA)」と呼び始め、
キラを「神」と崇め崇拝する者まで現れた。

もしも、名前を書くだけでその人を殺せる「デスノート」が存在したら。

そういう“もしも”のお話ですが、
描かれるものはとてもリアルで面白いなと思いました。
犯罪者がキラに殺されていく、その事実が積み重なることで人々は恐怖し、
結果として犯罪者が減っていく。
その結果を見て「キラは正義」だと言い出す人がいる。
それに賛同する人がいる。
逆に、キラは人殺しで悪なのだと言う人がいる。

Animated movie
それにもまた賛同する人がいる。
そうして社会、
世論が二分される様子が極端に描かれていて、とても面白い。
それから、そのどちらにも自分を置けない人(=警察)の
ことも描かれているのがまた良かったです。
人を殺していることには変わりないし、そういう意味でキラは罪人だ。
でも犯罪が減っている事実は喜ぶべきことなのだ。
という、キラを追いながらも
「彼は本当に悪なのか?」と迷いが生じている感じが、すごくリアル。




Death Note | Episode 12 | Part 2/2 | English Subbed







Animation

キラとLの対決は、大きく見ると面白い構成だなあと思いました。
1人ではキラに勝てなかったけど、2人なら勝てる。
商業の連載漫画でよくきれいにまとめたなーと素直に思います。
終盤メロが空気だったのは、
ファンブックで大場さんも語ってましたがちょっと残念でしたね。
若干「もうニアだけでいいよ」とか思ってました。
最後にメロが絡んできたのは、ちょっと唐突だったなあ。
まああの辺はクライマックスなので、
その勢いみたいなのが感想に影響してそうですが・・・。

映画版の夜神月(ライト)は、藤原竜也君。演技は上手だし、
悪くはないけれども、でも漫画のライトのシャープな顔立ちじゃないし・・。
そもそも、漫画を再現しているという風な気持ちを捨てて、
藤原ライトってことで見ると、そんなに悪くはないかも。
藤原君って可愛い感じの顔立ちだから、なんとなく悪人に見えなかったな。
L、松山ケンイチさん。 
ポスターやら宣伝で見てた時は、そっくり!と思ったのだけれど、
実際見たら、やっぱりちょっと違うな・・・と思いました。
彼って眉毛が結構太いのかな?